皆様は、いかがお過ごしでしょうか?
高校1年生の時に、緊急手術をした兄は、家族共、治ると信じて入院をしていました。
入院が長引き、夏になり、秋になり体育祭の季節になりました。
兄は、リレーの選手だったため、グランドの外の車の中から見学しました。
皆が集まってきてくれて、兄の姿にきっとびっくりしたであろうけれど
声をかけてくれました。
兄の事は、全校生徒が知り 兄が亡くなってから合唱コンクールで兄の歌が
作詞、作曲されて披露されました。
高校の同級生の皆様には、感謝しています。
兄の入院中は、母が病室につきっきりで父も毎日何かしら持って行っていました。
兄は、「家に帰りたい」といつも言っていました。
その当時は、自宅療養の事も知らず大きな病院だから大丈夫だと思っていました。
主人が、在宅診療をしているので ふと、兄が今、在宅療養を希望したら
家で過ごす事ができるのに…と考える事があります。
家でテレビを観て、好きな料理を食べて自分のベッドで寝て起きる
そんな当たり前のことを兄は、望んでいたはずなのに…
かわいそうでなりません。
主人の、患者様に寄り添って病気の勉強をしている姿を見て
こんな先生に診て欲しかった。と思います。
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