患者様のために私たちがお答えします

1. ペインクリニックに関する Q & A
2 . 在宅緩和ケアに関する Q & A

在宅緩和ケア(在宅ホスピスケア)とは?

末期ガン等で現代の医学では治療が難しくなった方が御自宅で大切な時間を、痛みや苦しみ無く有意義に過ごされる為に往診医師、訪問看護、ヘルパーが協力して行うケアの事です。

どんな方が対象になるの?

・末期ガン等で治療が難しいと告げられた方で御自宅で大切な時間を過ごそうと考えられる方
・放射線治療や、化学療法を継続して闘病を続けたいが痛みやその他の症状により治療が困難な為、それらの症状をコントロール(痛みを和らげたり体力を付ける様に補助する治療)を望まれる方

どのような体制ですか?

週1回から毎日の医師の往診、必要が有れば訪問看護、ヘルパーを導入しながら症状をコントロールし、ご自宅での生活を不安なく快適におくる為のサポートをします。

急変時はどうなるの?

急な痛み、吐き気、熱等ご自宅で過ごされる方やご家族の皆様には沢山の不安がある思います。当院では携帯電話による24時間対応を行っており、必要に応じて深夜、早朝、休日の緊急往診も行っております。

急変時に入院は可能なの?

初診時に以前かかられていた病院の主治医の先生に連絡を取り、密接に連携致しますので希望で有れば以前、または現在かかられている病院に入院する事も可能です。 また、そういった病院が無い方には当院の連携病院に入院する事も可能です。

どんな医療が受けられるの?

内服薬中心の症状コントロール(痛みや苦しみの緩和治療)、在宅酸素療法、在宅中心静脈栄養、各種の注射や点滴等、終末期の方が病院やホスピスで受けられるのとほぼ同じレベルの医療が受けられます。
【宅酸素療法】
呼吸状態が悪くなった方に自宅に酸素濃縮器(空気を濃縮して濃い酸素を作る機械)を設置し酸素を吸って貰う事により呼吸を助ける治療
【在宅中心静脈栄養】
中心静脈(太い静脈)に点滴を入れ、高カロリー(栄養が多い)輸液を点滴する療法

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